PHI Pilates(米国)の日本団体です。PHI PilatesJoseph H. Pilatesの考案したリハビリテーションとコンディショニングとしての『ピラティス』を正式に継承している団体のひとつです。PMA (Pilates Method Alliance)認定教育団体で全米に14人のマスター(現在、日本では5人のマスターが存在します)と約8,000人のインストラクターを有しています。創始者のルビィ氏(Christine Romani-Ruby)は、MPT(理学療法修士)・ATC(NATA公認アスレチックトレーナー)の資格を有し、自身の理学療法クリニックと共にカリフォルニア大学助教授を務めています。PHI Pilates Japanの後に“as Therapeutic Exercise & Conditioning”とつけたのは、PHI Pilatesのエクササイズが病院でのリハビリテーションからトップアスリートまでを対象にすることができるホンモノのピラティスとして一線を画すために付けられました。

PHI (Performance Enhancement International) が示すのは人々の機能改善とパフォーマンスアップをサポートできる国際的ピラティス団体、という意味が込められています。

Therapeutic Exerciseとは運動療法として病院やクリニックで行われる機能改善のための運動指導(エクササイズ)です。PHIピラティスの本部(米国・ピッツバーグ市)はルビィ氏自身の理学療法クリニックなのです。そこには牽引マシンや、電気治療などをする物療などはなく、ピラティスの道具が設置されています。そのクリニックには連日、一般の方(子供から高齢者まで)から大学・プロのアスリートなどが訪れています。ルビィ氏はこのピラティスを使ってのリハビリテーションを大学の授業としていくつかの大学で教えています。

Conditioningとは、アスリートが自身の競技能力を向上するために行うトレーニングのことを指します。PHIピラティスはNFL(National Football League)やNHL(National Hockey League)、そして日本ではサッカー日本代表クラスの選手達などの間で行われています。PHIピラティスの柱である「姿勢改善」、「四肢のダイナミックムーブメントに対応できる体幹(CORE)作り」、そして「身体調整能力向上(Contrology)」が、様々な分野のアスリートの競技力を向上させます。アスリートの持っている潜在能力が身体調節力を養うことによって引き上げられるため、短期でパフォーマンスの向上がみられます。通常、オフシーズンに行うトレーニングとして、試合期などでは補強やウォーミングアップとしても活用されています。

一過性のピラティスブームが去りつつある現在、ホンモノのピラティスが2006年9月に日本へやってきました。このPHI Pilatesでは2007年8月現在では5人のマスターと、全国に約60名のPHI MAT Instructor を有しています。資格認定を受けた彼らは病院、スポーツの現場(日本代表、プロ、アマなど)、リハビリ施設、治療院、そしてフィットネス(スタジオやパーソナルトレーニング)などで活躍しています。アメリカで25年以上も愛されているPHIピラティス。訪問者やクライアントの絶えることないPHIピラティスがアジア上陸です。

今までに別のピラティスを受けた経験のあるクライアントから「いままでに体験したことのないピラティス。自分のレベルに合わせてエクササイズ方が変わっていくので無理なくできた」との声が上がっています

考案者のルビィ氏はカリフォルニア大学にてピラティスを20年以上にもわたり研究し、そしてピラティスのエクササイズが姿勢矯正させることを証明した論文を発表しています。これからもPHIピラティスのあらゆる可能性が研究されることでしょう。脊柱のゆがみから引き起こされる肩こり、腰痛、股関節の痛み、そして膝の痛みなどに効果があります。
ハンドレッドいうピラティスの世界では有名なエクササイズがあります。それを行っているスタジオをあなたはガラス越しに外から見ている、と想像してみてください。
通常のピラティスのレッスンでは出来る人と出来ない人がいて、出来ない人はむりやりそのポーズを行ったり、反対に出来る人は物足りないように見えます。

同じハンドレッドでも、みなさん正しく姿勢矯正のためのハンドレッドができています。ただし、ガラス越しに外からみているとほとんどの人がばらばらの個人にあったフォームで行っています。それでいいのです。

姿勢はみんなそれぞれ異なるのですから、それらを矯正するエクササイズが異なって当然なのです。
PHIピラティスはピラティスのためのピラティスではありません。

つまり、ピラティスのエクササイズができるようになるためにピラティスを行うのではなく、姿勢矯正のためにピラティスを行うのです。

一つのエクササイズには何通りもの修正(難易度・筋力出力を下げる方法)と応用(難易度・筋力出力を上げる方法)があります。これにより、仰向けになるのが困難なほどの高齢者や、世界に通ずるトップアスリートまでそれぞれのレベルにあった満足のいくピラティスエクササイズを処方することが可能になったのです。

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